ナヨクサフジ・多摩川の植物

ナヨクサフジ Vicia villosa subsp. varia ソラマメ属

多摩川の河川敷を歩いていると、きれいなマメ科の植物画たくさん生えていました。群落をなしたナヨクサフジが群落をなし、青紫色の美しい花がたくさん咲いていました。

数年前までは、ナヨクサフジはあまり増えていなかったのですが、今年になってナヨクサフジは急に増えたような気がします。帰化植物は急に増えたり減ったり。まあ

ナヨクサフジはヨーロッパ原産の帰化植物です。よく似た在来のクサフジとは、花がちょっと違います。ひとつの花を横から見てみると、花弁が開いた部分と、花の後ろの筒状の部分の長いのが特長のひとつです。もうひとつの特徴は、花の後ろの萼筒の最後部に細い花茎が付くのではなく、少し下の部分にあるのが特長です。このため、花茎の後ろにぷっくりお尻のように張り出しています。

茎はよく分岐して、他の植物に絡みながら高く伸びていきます。小葉は10対ほど。日本には飼料として栽培されていました。

ナヨクサフジ
Vicia villosa subsp. varia

奥に白い花が咲く気が見えています。ハリエンジュの花です。

ナヨクサフジの花のアップ

花をアップにしないと、ナヨクサフジとクサフジとは、はっきり見分けられません。もっとアップで花のひとつを撮影しておくとよかったです。

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M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PR rity46 \l