阪神・淡路大震災から25年

1月17日

 私は阪神間の西宮市の出身です。子供のころから、一時離れましたが、大学時代、就職してサラリーマンになるまで、ずっと西宮に住んでいました。会社の転勤で東京に来て、そのまま東京で暮らしていますが、私のふるさとは西宮です。

 震災後、少し落ち着いてから、被災した西宮の友人のところに行きました。子供のころ過ごした家はすでに取り壊されてなかったでしたが、その近所の家は被害甚大でした。あまりの大きな変化になんとも言い表せない感じでした。

 多くのものを失った友人は、力なく、でも笑っていました。笑顔がうれしかったですが、悲しかったです。あれから20年たったころにまた会った友人は別れ際に「修ちゃんといろんなとこ行ったし、知り合っていてよかったよ。」と言って送ってくれました。うれしくて、しんみりしてしまいました。ありがとうございます。