石垣島ではいくつもの花が見られました。いろいろありましたが、咲きてたの花が見られたのがハカマカズラ。それほど珍しい植物ではありませんが、いい花をちゃんと撮った記憶がなかったので、今回はうれしかったです。
石垣島の砂浜近くの林の中に咲いていました。始めは、枝の上にある高い梢にある花穂しか見えないので、なんの花かわからなかったのですが、葉っぱを見たらすぐにわかりました。ちょっと高いところで咲いていたので、望遠レンズで寄せて撮影しました。
ハカマカズラは、海岸近くの林縁に生える、マメ科の蔓植物です。マメ科ジャケツイバラ亜科ハカマカズラ属の植物は日本ではこのハカマカズラだけです。本州の紀伊半島、四国、九州、沖縄に分布します。特徴は単葉の葉っぱ。
ハカマカズラの名前の由来は、先端がふたつに分かれた葉を、袴の形に見立てたことから。ハカマカズラは5~6月に咲きます。花は直径2cm。花弁は5個でマメ科を代表する蝶形らしくない形をしています。

Phanera japonica
アダンやオオバギ、オオハマボウに絡んで
ハカマカズラが大きく伸びています。
OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II
KIPON EF-MFT AF電子マウントアダプター
Canon EF-S55-250mm F4-5.6 IS STM

まだ花序の上のほうには蕾があります
CANON 6D MarkⅡ
CANON EF100mm f/2.8L Macro IS USM

先端がふたつに分かれて、
袴に見えるのが名前の由来です
CANON 6D MarkⅡ
CANON EF100mm f/2.8L Macro IS USM