小松原湿原の植物 タニウツギ

タニウツギ 谷空木 Weigela hortensis

 地の日の当たりのよい場所に生える低木。初夏に薄桃色~紅色の花が咲きます。スイカズラ科、タニウツギ属。花冠は長さ2.5~3.5cm。北海道西部から本州の主に日本海側に分布します。タニウツギの特徴は葉裏の葉脈の上に毛がなく、葉脈の脇に白い細毛が多数生えています。

 この時期の小松原湿原に行く間の林道で、少し咲き過ぎた感じの花もありましたが、タニウツギはけっこう美しく咲いていました。タニウツギの花からはペロンと花冠の中から出てくる感じでなかなかかわいいのです。

タニウツギ
Weigela hortensis
葉は対生

OLYMPUS OM-D E-M1 MarkII
OLYMPUS M.12-100mm F4.0


タニウツギ
蕾から花へ
タニウツギの花色は濃いものから薄いものまで
変化が大きいです。
花が開くと色が薄くなります。

OLYMPUS OM-D E-M1 MarkII
OLYMPUS M.12-100mm F4.0