宮古島の山菜
宮古島の農産物直売所に行きました。そこで見たことがないものを発見しました。「宮古ゼンマイ」と書かれています。どうやら野生のシダを摘んできた山菜のようです。けっこう人気の山菜らしく、どさっと置いていました。見ただけでシダ植物と分かります。シダ植物は、ワラビのように食べられるものがありますが、アクが強いものもあり心配でしたがとにかく買ってみました。同じようなシダ植物にオオタニワタリがありますが、これはアクがあまりなく、おいしく食べられます。
調べてみるとホウビカンジュというシダのようでした。ツルシダ科のシダ植物で。トカラ列島以南の琉球諸島に分布します。岩や、木に着生し垂れるように生えることが多いようです。西表島でも「ビーフチビ」と呼んで食べているようです。
「宮古ゼンマイは生でも食べれるよ~。」とドライバーのおじいは言いますが、軽くゆでてちょっとマヨネーズをかけて食べました。
食べてみると、シャクシャクした歯触りに、ちょっとわら部のようなねっとりした口当たり。アクなど全くなく、やわらかくて食べやすくておいしいです。というよりこれほどおいしい山菜は初めてです。宮古ゼンマイ(ホウジュガンピ)は最高の山菜です。もっと勝ってくればよかったです。