ヤナギ科 イイギリ属 イイギリ
家の近所の公園に、お弁当を食べに行きました。自然が好きなので、木々に囲まれた、野外でお弁当を食べるだけでもいい気分です。さて、お弁当を食べようと、ベンチに座ると、どこからか甘くよい香りがします。何かなあ、と思っていると。上からポタリと大きな音を立てて、何かが落ちてきました。

(Idesia polycarpa)
花のひとつ
雌しべはどこかなあ。
おっと、雌雄異株でした。
雄花なので花粉がたっぷり。
OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II
OLYMPUS M.ZUIKO 60mm マクロ F2.8
イイギリの花でした。直径1・5cm程度の花ですが、音を立てて落ちてきました。上を見上げるとイイギリの花が咲いていました。ひっきりなしにポトポトと落ちてきます。お弁当の中に入ってしまうのもなんだか楽しいです。
花はいいなあ。
イイギリといえば、葉の葉柄の付け根にある蜜腺も特徴のひとつ。イイギリの葉の蜜腺を見ていると、アリが上がってきました。イイギリの蜜もアリに人気があるようです。蜜腺はふたつのものが多いですが、葉によっては蜜腺がよっつのものもありました。

ポタリポタリと花が落ちてきます。
雄花とはこんなものです。
OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO
深度合成撮影

上を見上げると
イイギリの花が咲いていました。
果実もブラブラしていますが、
花もブラブラしているのですね。
OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

付け根にところに蜜線があります。
小さいですが一応見えています。
OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II
OLYMPUS M.ZUIKO 60mm マクロ F2.8

この個体はよっつ蜜腺があります。
上側のひとつだけ残し
残りはかじられてしまったようですね。
OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II
OLYMPUS M.ZUIKO 60mm マクロ F2.8