イヌサフラン科 チゴユリ属 ナンゴクホウチャクソウ
ナンゴクホウチャクソウはトカラ列島から奄美大島、徳之島までに生える珍しい植物です。本草丈30~60cm、花は下を向いて咲きます。本州で見られるホウチャクソウに近い種ですが、花色が白色なのが特徴です。もうひとつの特徴は甘い香りがすることのようですが、現地で確認するのを忘れてしまいました。残念。
ホウチャクソウの花色は淡い緑です。それに対しナンゴクホウチャクソウは白色で、花の先端だけがわずかに緑色になります。ナンゴクホウチャクソウを確認すると、花柱が長く花から出ているものもあります。花期は3月。春先に咲くイメージです。自然度が高い奄美大島の山中の明るい林下でしか見られない植物です。

(Disporum sessile var. micranthum)
咲きたての花ばかりでした。
花(花被片)の長さは1.5~2cm程度。
Canon EOS R
マウントアダプター EF-EOS R
Canon EF100mm f/2.8L Macro IS USM