ナツハゼ 筑波山の植物

ツツジ科 スノキ属 ナツハゼ

 梅雨時に小さなかわいい花を咲かせる。花冠は長さ4~5mm。釣鐘型で下向きに花をつける。あまりに小さな花なので、なかなか気づくことができないが、この仲間としては珍しく、長い花穂に多数の花をつける。花穂はほぼ水平に出る。明るい林に生える、高さ1~3mの落葉低木。若枝には細毛が生える。

 果実が熟すのは秋だが、ナツハゼの果実は黒いが、先端に桜の花型のかわいい模様がある。ブルーベリーに近い仲間なので、食べられる。

ナツハゼ
(Vaccinium oldhamii
こんなところに元気に咲いていました。

Canon EOS R
マウントアダプター EF-EOS R
Canon EF100mm f/2.8L Macro IS USM

ナツハゼの花。
花序には褐色の毛が多い。
花冠の先端のめくれ具合が美しいラインです。
萼にも凸凹がある。
小さな花にも、小さな発見があります。

Canon EOS R
マウントアダプター EF-EOS R
Canon EF100mm f/2.8L Macro IS USM
Canon スピードライト 270EXⅡ

ナツハゼの花
下から見たところ
ツツジ科らしい花の形。
蕾の形も五角形でかわいい。
和菓子のようです。

Canon EOS R
マウントアダプター EF-EOS R
Canon EF100mm f/2.8L Macro IS USM
Canon スピードライト 270EXⅡ