私は10代の時、高校を卒業し大学受験をする前の10代後半に、1年半ほど新宿御苑で働いていたことがありました。調布の四畳半一間、トイレ・洗面所共同のアパートに住んで、机は段ボール箱・・・かなり厳しい貧乏生活でした。この時代に数か月に一度の贅沢が新宿にスパゲッティ専門店にジンジンに食べに行くことです。紀伊国屋書店で本を見て・・・ジンジンでスパゲッティを食べるのが最高の贅沢でした。
今日、久しぶりに紀伊国屋書店で買い物をしたついでに、ジンジンでスパゲッティを食べ追うと思って、いたら閉店していました。私はほとんど外食をしませんが、ジンジンだけはよく行ったのです。去年食べたばかりだったのに・・・。閉店理由は新型コロナウィルス禍によるものではなく、地震補強工事によるものだそうです。まことに残念です。
お気に入りはミートソースとナポリタンとカルボナーラ。大盛や特盛で食べていました。1970年からやっている名店だそうです。通っている間に味が変わったり、色々ありましたが、ずっとそこにあり続けていると思っていました。だから写真もありません。
変わらぬものはないということでしょう。しょぼん。あまりのショックに個人的なことをブログに書いてしまいました。失礼いたしました。