小豆島ツアー 2日目

小豆島滞在

 ツアー2日目はメインの小豆島に滞在です。この時期あまり植物はないし、天気は不安定なので一日の行動計画を手てるのが大変でした。晴れたり降ったりなので、観察したり、雨宿りしたりしながら一日楽しみました。

 まずはミセバヤの咲く断崖に行きます。花好きなら、この時期の小豆島のメインの目的であるミセバヤを見ないと落ち着きません。野生のものはめったに生えておらず、手が届くところにはもう完全に野生のものはまったくと言っていいほどありません。下見の時に寒霞渓では丸二日間山中を歩き、岩壁を登り、岩々をなめるように望遠鏡で探しましたが、ミセバアヤの葉の一枚もありませんでした。そこで、別の山でで遠くの断崖に咲くミセバヤを観察しました。

 そこから、また移動してツメレンゲが咲く岩場へ行き、さらに車に乗って寒霞渓に向かいました。ここまでは天気がよかったのですが、急に空が暗くなり、昼食はロープウェイ乗り場のテントで寒さに震えながら食べました。 昼食後、雨が止んだので、寒霞渓を歩き、ちょうど色着いた紅葉を楽しみました。

 午後にはまた別のミセバヤ自生地に行き、ミゼバヤの撮影。ところが撮影中に急にザーザーぶりの大雨。ちょっと雨宿りをすることになりました。どんどん雨音が大きくなり・・・あれ?バラバラバラ。雨は雹になってきました。さすがに植物観察は中止し、道の駅小豆島オリーブ公園へ行きました。ここが案外おもしろい場所で、オリーブについてよくわかりました。ちょうど、オリーブの実の時期でもあったこともあり、よいオリーブの勉強になりました。

 小豆島は醤油の生産が活発で、古くからの製法で醤油を作っています。醤油醸造工場にも立ち寄り、もろみの醸すよい香りに感動しました。そしてしょうゆソフトを味わって、ホテルに帰りました。

リュウノウギク
キク科
キク属
Chrysanthemum  japonicum
総苞片が細長く、
ほとんど同じ長さなのが特徴です。
また、葉のつけ根はくさび形で
葉柄ははっきりしません。
小豆島はなぜかリュウノウギクばかりです。
どちらかというとノジギクの分布域なのですが。

Canon EOS R
Canon RF35mm F1.8 MACRO IS STM

ミセバヤ
ベンケイソウ科
ムラサキベンケイソウ属
自生のものはほとんど
盗掘されています。
何とか崖の上で見つけた
ミセバヤの群落です。
ミセバヤについては
また後日書きます。

Canon EOS R
マウントアダプター EF-EOS R
Canon EF-S55-250mm f/4-5.6 IS STM

シマカンギク
キク科
キク属
Chrysanthemum indicum
黄色の野菊
まだ開花株は少ない状態です。

Canon EOS R
Canon RF35mm F1.8 MACRO IS STM

紅葉の寒霞渓
紅葉はちょうど見ごろ。
この時はまだ日が出ていたのですが・・・。


Canon EOS R
Canon RF35mm F1.8 MACRO IS STM

 

しょうゆソフト
やっぱり醤油色です。
味も・・・・。
最初はしょっぱさにびっくり。
でもだんだんまろやかに感じるようになって、
おいしく食べられました。
しょうゆ工場の古い建物と、
しょうゆのよい香りに包まれて幸せです。

iPhone8で撮影