キク科 キオン属 ノボロギク
少しずつ、春の気配が目に見えてきました。ウメの花が咲き、ジンチョウゲの花がよい香りで花開き始めています。道端ではノボロギクが咲いていました。ほかにもミチタネツケバナなど、春の花がどんどん咲いていくでしょう。
ノボロギクの名は、野に咲くボロギクの事です。ボロギクとはサワギクの別名です。サワギクがなぜボロギクかというと、サワギクの頭花の集まって咲くところを「ぼろきれが集まっているようだ」ということでボロギクとなりました。残念な名前です。
帰化植物で、畑の雑草ですが、都会でもよく見られます。私はけっこう気に入っています。この後綿毛がどんどん出てくる、そんなノボロギクの風情もいいですね。葉にクモ毛が生えているタイプもあれば、毛がないタイプもある様です。