ハマウツボ科 シオガマギク属 ヨツバシオガマ
畳平から乗鞍岳に登って、その後畳平周辺を少し歩いただけでしたが、花がいっぱいであっという間に時間がたってしまいました。
乗鞍岳は思ったよりもはるかに花の多い山でした。来週にでもまた行きたいくらいです。今回すばらしかったのはヨツバシオガマとウサギギク、コマクサですね。ヨツバシオガマは花期がぴったりで、すばらしい花が見られました。
ヨツバシオガマの花は茎の下の方から咲いていくのですが、下の方の花が咲き終わると枯れた花が残って汚らしくなってしまいます。しかし今回のヨツバシオガマの花は咲きたてで、しかも花の数が多く、最高の状態でした。どの個体もが大きく、株数も多く、こんなによい状態のヨツバシオガマにあったのは何十年ぶりかという感じです。
茎の一か所から、葉が四枚出るシオガマギクの仲間というのが名前の由来です。日本固有種。北海道や東北北部のヨツバシオガマはキタヨツバシオガマとして別種となりました。大体キタヨツバシオガマのほうが花付きがよくてゴージャスです。