ミソハギ科 ミソハギ属 エゾミソハギ
エゾミソハギとミソハギはよく似ています。簡単な見分け方のひとつは葉の付け根の部分です。ミソハギには短いながらも葉柄があり、エゾミソハギには葉柄はなく、葉の根元が茎を抱きます。もうひとつの見分け方は毛です。エゾミソハギには毛がたくさん生えていて、ミソハギには少ないです。八ヶ岳高原のミソハギは、茎を葉が抱いているのでエゾミソハギです。ミソハギとエゾミソハギは一見似ていますがよく見ると違いが判ります。
エゾミソハギの花は盛りをわずかに過ぎていましたが、まだまだ見ごろです。ミソハギよりも背が高く、かなりゴージャスに花穂をつけていました。「エゾミゾハギ」としそうですが、エゾミソハギが正しいです。

(Lythrum salicaria)
かなり派手に咲いていました。
エゾの名がついていますが、
北海道だけでなく、本州、四国、九州に分布します。
Canon EOS R
Canon RF100mm F2.8 L MACRO IS USM

花のアップ
雄しべに長短があるのが特徴です。
エゾミソハギの前の雄しべの花糸は赤く、
花粉は緑色。
後列の雄しべの花糸は白っぽく、
花粉は黄色です。
何か意味がありそうですが・・・。
Canon EOS R
Canon RF100mm F2.8 L MACRO IS USM
LightPix Labs FlashQ Q20II

葉が茎を抱くのが
エゾミソハギの特徴です。
Canon EOS R
Canon RF35mm F1.8 MACRO IS STM