ヒルガオ科 アサガオガラクサ属 マルバアサガオガラクサ 丸葉朝顔柄草
マルバアサガオガラクサは、小さなアサガオに似た花を咲かせます。直径は6~8mm。アサガオガラクサは沖縄の南西諸島にかなり広い島々に分布していますが、マルバアサガオガラクサは与那国島の固有種です。海岸近くの草地に、這うように生えます。背が低いので、与那国馬にも食べられることは少ないようです。
マルバアサガオガラクサは葉や茎に銀色の長い直毛が生えています。アサガオガラクサにも毛は生えていますが、やわらかな絹毛です。特にマルバアサガオガラクサは葉裏の毛が多いようです。
マルバアサガオガラクサは花のブルーがとても美しいです。咲きたての色は特にすばらしいので、マルバアサガオガラクサを見るのは、朝がよいでしょう。午後になるとマルバアサガオガラクサの花は、どこか傷んだ花が多いようです。日が陰っても花が閉じてしまうので、晴れた日にしかマルバアサガオガラクサを見ることはできません。
マルバアサガオガラクサは、長い名前でどこで切るの科わかりにくいのですが、マルバ(丸葉)アサガオ(朝顔)ガラクサ(柄草)です。