ハッポウウスユキソウ 八方尾根の植物

キク科 ウスユキソウ属 ハッポウウスユキソウ

 八方尾根に行ったのは、ひとつにはこのハッポウウスユキソウを撮影したかったから。この時期に行ってもハッポウウスユキソウはドライフラワー状態であることは知っていました。登ってみると、やはりほとんどのハッポウウスユキソウの筒状花は終わっていて、茶色になっていました。でも、これはこれでまたかわいい植物です。

 ハッポウウスユキソウは、ミネウスユキソウが八方尾根の蛇紋岩地帯に対応したもの、ということになっています。全体に小型で、全体に白っぽく見え、葉が細いのが特徴のようですが、個体差が大きいです。

ハッポウウスユキソウ
Leontopodium japonicum f. happoense)
葉が斜上することも特徴のひとつです。
白い綿毛が生えた葉裏がよく見えます。
この個体は、ハッポウウスユキソウとしては
葉が幅広いです。
茎の下部の葉は細いです・・・。
もう花は終わっていますが、
ウスユキソウらしい
白い葉がきれい。

Canon EOS R
Canon RF35mm F1.8 MACRO IS STM