昨日、街中を散歩していると、キンモクセイのよいい香りがしてきました。思わず立ち止まって、探してみるとキンモクセイの木がありました。まだ蕾です。蕾でも香るのですね。
今日も散歩しているとよい香りがしてキンモクセイに出会いました。よい香りです。近所にキンモクセイの花が多いような気がします。よく見ると蕾が少しだけ開いていました。かわいいですね。
数年前にイスラエルに早春の花を見に行きました。イスラエルは世界有数の花の楽園です。野生のシクラメン、野生のチューリップ、アネモネ、アイリス。すばらしい場所でした。
今、イスラエルとパレスチナ自治区のガザが戦争のような状態になっています。憎しみの連鎖がより不幸を生んでしまいます。どちらの気持ちもわかりますが、何とかお互いに、やりあわない方法はないのでしょうか。
イスラム教とユダヤ教に対して日本人はあまりに知らなすぎます。特別な宗教ではないので、怖がったりする必要もありません。ユダヤ人に対しては変な幻想があったりしますが、『私家版・ユダヤ文化論』文春新書 (内田樹 著)がおもしろいです。なお、ハマスをイスラム原理主義と言っている報道も見られますが、イスラム原理主義という言い方は不適当でしょう。サウジアラビアもパキスタンもイランもイスラム原理主義者になってしまいます。
花を愛し、花を楽しむということは、なんとも幸せで、のんびりした日常がないとできない、本当は得難く、大切なことだなあ、とキンモクセイの香理に酔いながら考えました。