今回はリンドウの仲間もたくさん見ました。中でも花が大きいのはチャボリンドウです。「チャボ」というと小さいイメージですが、チャボリンドウの花は長さ5cmを越えたそうとう大きいものです。地面に大きな花がゴロンとしている感じです。ちなみにチャボというのは愛玩用の小型のニワトリの事です。
チャボリンドウによく似たリンドウにクルシィ・リンドウがあります。見分けるポイントはふたつです。ひとつは花の内側のオリーブグリーンの斑点です。チャボリンドウは青い花のリンドウですが、花の内側に大きなオリーブグリーンの部分があります。クルシィ・リンドウにはグリーンの部分はありません。もう一つは葉の大きさ。チャボリンドウの根生葉は大きく長さは3~10cmもあります。クルシィ・リンドウは 3~5cm。とにかく大きい葉があればチャボリンドウです。このあたりをよく観察すると、この写真のリンドウはチャボリンドウだということがわかります。