私はけっこう好きです。
今、関東南部ではハマヒサカキが咲いています。ハマヒサカキは暖地を好む、常緑広葉樹です。よく生け垣などにもされています。雌雄異株の様で、写真の株は雄株です。
ハマヒサカキは、冬に花がたくさん咲きほこります。雄花はものすごい数の花が枝につき、雌花はパラパラつくことが多いです。
ハマヒサカキの特徴的なのは、その花の香り。ちょっと刺激的な変な香りです。私は春の香りとして受け取っており、なんかいい香りだなと思っています。他人にはどう感じるかは、わかりませんが。
この香りは、家庭内に引き込まれている天然ガスに付けている人工的な匂いに似ています。だからハマヒサカキの香りを、ガス漏れの時に感じる匂いと間違ってしまう人もいるようです。
それでもやっぱり、私はこのハマヒサカキの香は好きですね。

(Eurya emarginata)
モッコク科
ハマヒサカキ属
雄花です。
花粉がたくさんあります。
Canon EOS R5 MarkⅡ
Canon RF14-35mm F4 L IS USM