ナエバキスミレ 谷川ボタハイの植物

スミレ科 スミレ属 ナエバキスミレ

谷川岳の山麓ではナエバキスミレが咲いていました。もう花は終わりかけていましたが、個体数は多く、まだまだたくさん咲き残っていました。亜高山帯に生えるキスミレです。とてもかわいいスミレです。苗場の名がありますが、結構分布域は広いです。

 オオバキスミレの変種。茎が赤いことと、葉に艶があること、一番下の茎葉はちょっと離れて生えること、地下茎で増えること、これらがオオバキスミレ、ミヤマキスミレ、ダイセンキスミレとの見分けるポイント。

ナエバキスミレ
(Viola brevistipulata subsp. brevistipulata var. kishidae)

茎が赤いのが特徴です。
写真では赤黒く写っています。

Canon EOS R
Canon RF14-35mm F4 L IS USM 
ナエバキスミレ
側弁の内側に毛があります。
雌しべの先端は
Tの字形に横に広がり、
細かい毛が生えています。

Canon EOS R
Canon RF14-35mm F4 L IS USM