スイス3日目 午後 再びアルメントフーベルへ

ミューレンに下って、各自ランチを楽しんでもらいました。私は昨日登ったアルメントフーベルまで、ひとりでケーブルカーに乗り、様子を見に行きました。すると、思ったよりもすばらしい光景が広がっていました。これは皆さんで楽しまないとと思って急いで下り、ミューレンの小さい街を歩き、食事が終わって買い物や散策をしている皆さんを探して、昨日登ったアルメントフーベルに登りました。

 午後に登っているし、今日はそのままグリンデルワルトまで行かないといけないし、ちょっと疲れ気味なので、アルメントフーベルの山頂一周コースを歩くことにします。昨日の決定した予定とはどんどん離れていきますが、これもいいところです。

 昨日と違った花が見られてとてもいいコースでした。いやいや、すばらしい。アルメントフーベルのケーブルカーでミューレンに下って、あとは登山電車と、ロープウェイと電車を2回乗り継いで、グリンデルワルトに到着です。午後になると肝も増え、山は見ることができませんでした。

アルメントフーベルのケーブルカー
今回の旅で3回も登りました。

Canon EOS R
Canon RF100-400mm F5.6-8 IS USM

タマキンバイ
Trollius europaeus
ケーブルを降りるとすぐに
こんなすばらしい景色が
広がっていました
タマキンバイはキンバイソウやシナノキンバイの近縁種
花はこれで満開です。
キンバイは黄色の梅の花、
タマは玉で花が完全に開かないで、
玉のような形に見えるのが名の由来でしょう。
花の大きさはシナノキンバイに近いです。
山は奥からアイガー、メンヒ、ユングフラウ

iPhone 13PRO
ミューレン花の谷
機能とぜんぜん違った雰囲気です。

Canon EOS R
Canon RF14-35mm F4 L IS USM 

イワカラクサ
Erinus alpinus
アルプスではなかなか見られない花です

Canon EOS R
Canon RF100mm F2.8 L MACRO IS USM
アレクロロフス・オクエゾガラガラ
Rhinanthus alectorolophus
ハマウツボ科
花は黄色、苞も黄色に近い。
苞には細網が多数生える。
ハマウツボ科の植物によくある半寄生植物。
これが増えると、ほかの植物が育ちにくくなる。
それでついたあだ名が「ミルク泥棒」
オクエゾガラガラの「ガラガラ」とは
花が終わって実が熟しても、
種子は苞の中から出ていかずに、
カラカラと音を立てる。
それがガラガラの名の由来であろう。


Canon EOS R
Canon RF14-35mm F4 L IS USM