南アフリカの植物 ナマクワの大地を埋める花

ナマクワランド国立公園スキルパッドの南側

 南アフリカのナマクワランド。ここまでなんと遠かったことでしょうか。色々トラブルもあり、日本を出て7日目。一週間たってしまいました。

 スプリングボックから国道を南に下り、未舗装路に入りさらに車を走らせていきます。どうやら農場のようです。花に囲まれた小さな家がありました。この辺はところどころ、きれいな花畑になっています。地面が黄色になったお花畑が現れました。キク科のワタゲハナグルマのお花畑です。

 何か見たことがある植物だと思ったら、以前西オーストラリアに行った時に「ケープウィード」と呼ばれる帰化植物が農場に繁茂していたのですが、それと同じ植物のワタゲハナグルマでした。環境もよく似た感じで、群落になるのは畑ですもちろん群落になっていない自然に生えている感じのものもありました。何年振りかの出会いです。

 それにしても広大なお花畑です。見渡す限り先まで花が咲いていました。もちろんその周りには他の花もたくさん咲いていました。これぞナマクワランドです。いいところです。

小さなかわいい家がありました。
キク科の花が咲いています。
黄色の花とオレンジ色の花。
2種類の花がほとんどです。

OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II
KIPON EF-MFT AF電子マウントアダプター l
Canon EF-S55-250mm F4-5.6 IS STM
黄色く大地を染め上げる
ワタゲハナグルマ
(Arctotheca calendula)
ここにきてよかった!
感動しました。

CANON EOS 6D Mark II
CANON  EF100mm F2.8Lマクロ IS USM
ワタゲハナグルマ
西オーストラリアではケープウィードと呼ばれています。
葉はタンポポに形は似ていますが、
肉厚で毛も生えています。
筒状花のつぼみは黒色です。
上の写真の花はすべてこれです。
単一種の群落としては規模が大きいのが特徴です。

OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II  
OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 IS PRO