ラン科 ムヨウラン属 エンシュウムヨウラン
愛知で見たエンシュウムヨウラン。遠州の名があるムヨウランです。ウスキムヨウランやホクリクムヨウランと同じく、キノコやカビに寄生する菌従属栄養植物です。葉がなければ、葉緑素もありません。でもラン科らしい花を咲かせます。
花はあまり開きませんが、少し萼片が開く(斜開)するエンシュウムヨウランもあります。全体に明るい柿色をしています。唇弁の毛状突起は上半分まで分枝して、枝毛状になります。毛状突起は淡い黄色。ここがウスキムヨウランとの見分けるポイントです。草丈は20cmくらいで、ウスキムヨウランより少し背が高いくらいです。
この自生地では、ウスキムヨウランとエンシュウムヨウランが同じ場所に混じって生えていました。生えていたのはカクレミノやスダジイなどの常緑樹が優先し落葉広葉樹も混じる混交林の林下に生えていました。

(Lecanorchis suginoana)
小さなランです。
Canon EOS R5 MarkⅡ
Canon RF100mm F2.8 L MACRO IS USM

ラン科らしい花です。
萼片や側花弁が開くのは珍しいです。
唇弁がちょろりと出るだけです。
Canon EOS R5 MarkⅡ
Canon RF100mm F2.8 L MACRO IS USM

花色は黄褐色(柿色)
唇弁の毛状突起が長いです。
Canon EOS R5 MarkⅡ
EF-EOSR
Canon EF-S35mm F2.8 マクロ IS STM
LightPix Labs FlashQ Q20II

花の下部。
萼片の下側と子房の間に
明確な膨らみがあります。
これも見分けるポイントなのですが、
膨らみがはっきりしない個体もあります。
右下は子房です。
果実熟した時は、
筋の部分が割れて、
その間から種子がこぼれだします。
Canon EOS R5 MarkⅡ
EF-EOSR
Canon EF-S35mm F2.8 マクロ IS STM
LightPix Labs FlashQ Q20II