本の紹介
紹介するのは、植物観撮家の鈴木純君の新刊「命つながるお野菜の一生」雷鳥社です。鈴木君は数年にわたりアルパインツアーの「花の観撮会」の仕事を一緒に行ってきた仲間です。まあ、皆さんの多くの方がご存知だと思いますが。今は植物観撮家として、街中の植物観撮会などを頑張っているようです。
今回の鈴木純君の新著「種から種へ 命つながるお野菜の一生」(雷鳥社)は、植物観察の中でも特殊な植物「野菜」に的を絞った本です。種から種へと回っていく、野菜の一生を、時間軸で追っていきます。大量の写真を軸に文で説明していきます。写真で表現する漫画のようです。
そこにはたくさんの発見があります。鈴木君の植物に対する発見を、読者がそれを追体験できるのです。写真がものすごくたくさん載っています。大変だなあ。
「命つながるお野菜の一生」は野菜の一生の話ですが、なぜネギの葉は丸いのか、カブとダイコンの食べる部分の違い、などおもしろい話題も盛りだくさんです。これらがすべて自分の言葉で書かれているのがよいですね。
私個人的にはもっと突っ込んでさらに詳しく書いて欲しかったのですが、そうなるともうマニアの世界になってしまいます。
サラノキの森・読者プレゼント 「種から種へ 命つながるお野菜の一生」
このブログの読者に、鈴木純君の新著「種から種へ 命つながるお野菜の一生」(雷鳥社)を1冊、プレゼントします。プレゼント希望者は、この投稿のコメント欄に「種から種へ 命つながるお野菜の一生 希望」と書いてください。この時点ではペンネームでもOKです(詳しい個人情報はまだ書かないでください)。メールでもOKです。締め切りは2021年7月11日。人数が多い場合は、抽選になります。当選者はこのブログで発表します。当選者は発表から一週間以内に送り先を御連絡下さい。