ムラサキツメクサの花のひとつ

ムラサキツメクサ

 近所でムラサキツメクサが咲いています。ムラサキツメクサは、別名アカツメクサ。シロツメクサよりもちょっと大きいです。草丈30~50cmになります。ヨーロッパ原産の帰化植物。

 このムラサキツメクサは、爪草ではありません。詰草です。江戸時代にガラスの器具がオランダから運ばれてきたときに、クッション素材として、干し草が詰められていました。そこにあった豆を撒いた人がおり、シロツメクサが日本に広まったので、詰草の名になりました。シロツメクサよりも遅れて日本に入り、花が赤いので、最初はアカツメクサとも呼ばれていましたが、今はムラサキツメクサの名が一般的です。

 花は花穂になり、たくさんの小さな花が咲きます。シロツメクサと違い、花後にも下を向くことはありません。

ムラサキツメクサ
Trifolium pratense

ムラサキツメクサは萼に毛が多いのが特長のひとつ
花のひとつだけ、
雄しべが顔を出しています

OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II
OLYMPUS  M.ZUIKO 60mm マクロ F2.8
深度合成撮影

 

ムラサキツメクサの花のアップ
雄しべがはっきり見えています。

OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II
OLYMPUS  M.ZUIKO 60mm マクロ F2.8
OLIMPAS FL-LM3