タイサンボク 街なかの植物

モクレン科 モクレン属 タイサンボク

 私は植物の中でも基本的に自然植物を撮影するのですが、植物全体に興味があるので、たまに園芸植物を撮影することもあります。たまたま見かけた一本の大きいタイサンボクの木に、心を動かされたからです。

 まず気が付いたのは若い果実。全体に毛が生えていて、同じモクレン科で日本に自生しているホウノキに似ていますが、毛がたくさん生えています。それから気が付いたのは、果実が割れて、中から朱赤色の種子が見えていました。この感じもホウノキにそっくりです。しまった、匂いを嗅ぐのを忘れていました。ホウノキは果実もよい香りがするのですが、タイサンボクはどうなのでしょう。

 タイサンボクは北米原産の常緑樹です。一度アメリカで野生状態に生えているのを見てみたいですね。

タイサンボク
Magnolia grandiflora
若い果実。
果実の下の果柄に
つぶつぶのような模様がある。
これは雄しべの落ちた跡。
その下には花弁があった跡がある。

Canon EOS M3
EF-M28mm f/3.5 MACRO IS STM
タイサンボクの果実
はじけて
中から朱赤の果実が出てきました。
出てき方がおかしいです。
不思議な形ですね。

Canon EOS M3
EF-M28mm f/3.5 MACRO IS STM