アブラナ科 タネツケバナ属 ミチタネツケバナ
ミチタネツケバナの開花が、急に目立ち始めました。ミチタネツケバナは近年どんどん生息地を広げてきたヨーロッパ原産の帰化植物です。春一番に咲きます。道端で見つかったからミチタネツケバナ。たいてい根生葉を大きく広げています。花の咲き初めのころはロゼット葉から花穂が出てきます。
街中で見られるタネツケバナはもう一種、同じ帰化植物のコタネツケバナがあります。両方とも茎に毛がないのが特徴です。在来のタネツケバナには茎に毛が合います。
ミチタネツケバナとコタネツケバナの見分け方は、下記に根生葉があるかどうかです。花期に根生葉があればミチタネツケバナ、花期に根生葉がなく、立ち上がった感じであればコタネツケバナです。