リヒターズフェルト国立公園 南アフリカの植物

砂漠地帯の植物と景観

 リヒターズフェルト国立公園に入った日は、テントで泊まり、翌日は1日かけてリヒターズフェルト国立公園内の植物撮影に出発しました。

 南アフリカのリヒターズフェルト国立公園は、乾燥した砂漠です。乾燥した砂漠の気候に対応し、植物の体内に水分を蓄えられるように進化した、世界一の多肉植物地帯です。アロエもあります。

 次から次へと出てくるすばらしい風景と、見たこともない植物たち。その多くが多肉植物です。砂漠と言ってすぐに思い浮かぶのはサボテンですが、南アフリカにはサボテンは分布していません。サボテンは南北アメリカ大陸の植物なのです。南アフリカでは、サボテン以外の植物が多肉化しています。

 リヒターズフェルト国立公園で多肉化している植物は、1種類ではなく、たくさんの種類の植物画多肉化しています。アロエの仲間(キジカクシ科)、ベンケイソウ科、ハマミズナ科、トウダイグサ科、キョウチクトウ科、フウロソウ科などの植物が多肉化しています。キク科の植物も葉が多肉化しています。あまりにおもしろい植物ばかりなので、撮影にやたらと時間がかかり、なかなか進みません。

 リヒターズフェルト国立公園の砂漠は、砂漠と言っても砂砂漠の砂丘がある部分は少なく、多くは岩礫に覆われているか、岩が露出している砂漠ばかりです。砂漠の環境は厳しいので、植物は点々と生えているのが特長です。雨は少ないようですが、霧の水分を受けているのでしょうか。

リヒターズフェルト国立公園
砂漠に赤い花が咲いていました。
山がちな部分が多いです。
なぜここだけに花が咲いているのか不思議です。
ピランシイイ アロイデンドロン
(Aloidendron pillansii)
ピランシイイ アロエ
キジカクシ科

どこまでも続く岩砂漠
生き物などまったくいないようですが、
一本のアロエの木が立っていました。
まだ若い木ですが、
それでも数10年以上経っているでしょう。
白くすべすべの木肌です。
これがだんだん剥けて、
褐色の荒々しい木肌に代わります。

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