大雪山の山小屋、黒岳石室の宿泊について

大雪山の避難小屋の黒岳石室の宿泊は

 北海道の山小屋は、北アルプスや、八ヶ岳のような営業小屋はなく、ほとんどがいわゆる避難小屋です。そのような北海道の小屋のなかでも、黒岳石室は別格の山小屋です。夏~秋期には管理人が在中し、宿泊者には毛布を貸してくれます。有料ですが、寝袋もレンタルできます、雨水をためた水が、飲用水として提供されています。煮沸が推奨されていますが、雨水ですからエキノコックスの可能性は低いでしょう。受付では飲料水もペットボトルで販売されています。カップヌードルなどの食べ物も食べられる場合もあります。ガスボンベもあるので、身軽に泊まることができます。

 黒岳石室のトイレは、とてもユニーク。きれいな丸太づくりで、おがくずで分解するバイオトイレです。不快なにおいもしないことが多いです。トイレの各個室には、トイレ以外に自転車のようなものがあります。トイレを済ました後には、この自転車をこいで、おがくずをかき混ぜる必要があります。これがけっこう疲れるのですが・・・。トイレにはトイレットペーパーがあります。

 大雪山では、携帯トイレの携帯を推奨されています。

大雪山黒岳石室宿泊にあったらいいもの

 黒岳石室は板張りです。寝袋を借りる場合、毛布を敷いてマット代わりにするのですが、これだけでは寝ている時にちょっと腰が痛くなったり、疲れたりしやすいです。このため薄手のものでもいいですが、軽量な登山用マットがあると楽です。最近の登山用マットは軽くかさばりません。私が使っているのは、ニーモのゾア 20R(NM-ZR-20R)というマットです。軽く、持ち歩くときはかさばらず、暖かく、快適な寝心地のマットです。もうひとつの超薄型マットはEVERNEW(エバニュー) EBA503 FPmat100 というウレタンマットです。肩から腰までの長さがあればいいので、カットして使っています。160gと超軽量なのですが、これがあるとないとでは、寝心地が違います。安くて入手しやすいのもいいです。私は神保町のサカイヤスポーツで購入しました。

8月初旬の黒岳石室宿泊の気温と服装

 7月下旬に泊まった時は、Tシャツに中厚の長袖シャツを重ね着し、さらにウィンドブレーカーを一枚着ただけで基本的にOKでした。防寒着がもう一枚くらいあったほうがよいかなあ。寒がりの人は薄手のダウンがあったほうがよいかも。天気がずっと悪かったので、日中も天気が悪いと気温は上がりません。

黒岳石室宿泊に必要ないもの

 山歩きは「1gでも軽く」が基本です。不要なものは持っていかない方がよいでしょう。一泊くらいなら着替えも不要です。歯磨き粉は山では分解されないので使わないようにしましょう。顔を洗う水もありません。ゴミ箱もありません。シンプルで軽量に、できるだけ楽をして体力を温存し、高山植物の撮影にエネルギーを使うようにしています。

黒岳石室に到着
左の古い小屋は使われておらず
右の小屋が今の宿泊小屋です。
オレンジ色のが水タンクです

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