ボルボニカ・ワトソニア 南アフリカの植物

英名:パープル・ワトソニア Purple Watsonia

 テーブルマウンテン南側のシルバーマイン山群の山頂付近でちょうどよい状態で咲いていました。テーブルマウンテンの山麓でも咲いていましたが、こっちはもう咲き終わりでした。

 ボルボニカ・ワトソニア(Watsonia borbonica)は花茎が2m程度になる大型のアヤメ科の植物です。花色はピンクがかった紫色。花被片は6枚でほぼ同じ形をしており、花被片に模様はありません。葉は剣状で長さ1m程度。

 斜面に群生することもありますが、シルバーマインではパラパラ生えるだけでした。

 ボルボニカ・ワトソニア
Watsonia borbonica
花は下から咲いていきます

 

 ボルボニカ・ワトソニア
Watsonia borbonica
花被片は合着して筒状になっているようです。
緩やかにカーブを描いていますが、
蜜を吸い、花粉を媒介する鳥の
サンバードに合わせた作りのようです。。
雄しべは3個、雌しべはみっつに分かれます。