リヒターズフェルト国立公園の植物 多肉植物

リヒターズフェルト国立公園は砂漠の多肉植物天国

 南アフリカのリヒターズフェルト国立公園ではたくさんの多肉植物を見ました。しかし2泊できただけ。もっと長く滞在し撮影したかったです。

 まあ、仕方がないので、2日目はじっくり撮影しました。

ロイエニイ・コドン
Codon royenii
ムラサキ科

全体に鋭い棘が生えています。
葉は厚いのですが棘が多すぎて、
全体がよく見えないほど。
高さ60cm
枝の直径は1mくらいになります。
葉と茎が密生し、棘だらけの塊になります。
ロイエニイ・コドン
Codon royenii
花は上から見るよりも横から見たほうが
シャープな感じです。
萼までも棘だらけです。
なぜか花は直径5cmとけっこう大きいのです。
ナマクワランドからナミビアに分布。
5~10月に開花
プセウドシリケチアヌム・メセムブリヤンテムム
Mesembryanthemum  pseudoschlichtianum
ハマミズナ科

一見、枝がたくさんあるだけで葉はなく、
花が咲いていない多肉植物のように見えますが、
よく見ると小さな花がたくさん咲いています。
直径7mm程度なので、
小さすぎてこの写真ではわかりません。
プセウドシリケチアヌム・メセムブリヤンテムム
Mesembryanthemum  pseudoschlichtianum

アップで大きくして見ると、こんな感じ。
でっぷりとした節だらけの植物です。
茎の先端にたくさんの
白い花が咲いています。
9~10月に開花。
プセウドシリケチアヌム・メセムブリヤンテムム
Mesembryanthemum  pseudoschlichtianum
花はさらに拡大するとこんな花。
いかにもハマミズナ科の植物の花です。
砂漠には小さいハチなどの昆虫が多いので、
花も小さくする必要があるのでしょう。