ホソバナコバイモ

ユリ科コバイモ属(Fritillaria amabilis

 花が細いというのが名前の由来。花は長さ1.5cm。コバイモ属でも花が細いタイプ。葯は白色。縦筋はありますが、網目状の模様はありません。本州の中国地方と収集に分布。

 同じように花の細いタイプにトサコバイモがありますが、葯が紫色で、花被片に網目状の模様があります。コバイモ属の見分けのポイントのひとつが葯です。

ホソバナコバイモ
小さい植物です。
この写真の奥にももうひと株、
写っています。
花被片外側に筋があるだけで、
網目状の模様はありません。
とてもかわいい花ですね。
個体数は少ないです。

Canon EOS 6D MarkⅡ
Canon EF24mm F2.8 IS USM

下から見たホソバナコバイモ
雄しべの花糸に毛が生えています。
腺体が花被片の内側にあります。
ここに蜜があるのでしょう。
葯は白色。

Canon EOS 6D MarkⅡ
Canon EF100mm F2.8Lマクロ IS USM