カイジンドウ 山と高原の植物

シソ科 キランソウ属 カイジンドウ

 カイジンドウは、明るい落葉樹林や草地に生える植物です。今まで、ちゃんと撮影していなかったので、今年こそはちゃんと撮影しようと思っていました。そうはいっても、今年はなかなか外に撮影に出られずに、やっと先日出かけられたのですが、残念ながらカイジンドウの花はちょっと咲き過ぎていました。蕾の個体もあったので、ちょうどよいカイジンドウの個体がなかっただけです。自然が相手の撮影なので、こんなこともあります。

 カイジンドウは遠くからでもパッとわかりました。赤紫色の花はよく目立つのです。一瞬で、咲き過ぎだなあと思ったのですが、よく見たら先過ぎているのは、ほんのわずかで、まだまだきれいな状態だということがわかりました。遠目だと、満開でもはっきりしない花なのです。

 名の由来は「甲斐の国に生えるリンドウ(竜胆)」の意味といわれていますが、定かではありません。リンドウがなまってジンドウになったということです。分布は北海道、本州、九州に分布します。山梨以外で見ても、リンドウに似ていなくても「甲斐竜胆」です。シソ科らしい花で、まったくリンドウには見えないのですが、なぜリンドウなのでしょうか。

 葉や茎に白い多細胞の毛が生えるのが特徴です。花冠の長さ10~12mm。雄蕊は4本。草丈は30~40cm。

 分布は広いですが、個体数は少なく、なかなか見ることができません。今まで八ヶ岳周辺や長野、山梨県で探したのですが、やっと会うことができました。

カイジンドウ
(Ajuga ciliata var. villosior
いかにもキランソウ属の植物らしいカイジンドウ
もっと花が大きいと思っていたのですが、
実際はそれほどではありませんでした。
全体に毛が多いです。

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OLYMPUS  M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO


カイジンドウ
を上から見ると。
こんな重なった感じです。
まさにキランソウ属ですね。
また来年見てみたいなあ。


OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II
OLYMPUS  M.ZUIKO 60mm マクロ F2.8
カイジンドウの葉
葉も全体に毛が多いですね。


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OLYMPUS  M.ZUIKO 60mm マクロ F2.8