トチカガミ 水元公園の植物

 トチカガミ科 トチカガミ属 トチカガミ

 トチカガミはかわいい植物です。水田や流れの緩い川、湖沼などに生える水生植物です。葉裏にはふくらみがあって浮になっている部分があります。これによって葉は水面を浮き、葉の表面はつやつやして水をはじいています。トチカガミの名の由来はスッポンの鏡のこと。トチはスッポンの事です。スッポンがいるような沼に生えて、つやつやした鏡のような表面の葉を持つ植物ということです。

 花は直径3cm程度。白くて3弁の花。花弁の中心は黄色。花には雄花と雌花があります。葉は直径4~7cm。水面に浮く場合と、地面から立ち上がる場合があります。本州、四国、九州、沖縄に分布します。

トチカガミ
(Hydrocharis dubia )
葉の表面はほんとピカピカ
田んぼの中に咲いていました。

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トチカガミ
花のアップ
これはトチカガミの雄花

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