マメ科 フジボグサ属 オオバフジボグサ
西表島で今回初めて見た植物のひとつ。オオバフジボグサは前から見たかった植物のひとつですので、今回見られてよかったです。日本の植物らしくない感じを受ける、ちょっと変わった植物です。ちょっとカタカナだと名前がわかりにくいですね。大葉藤穂草です。「大きな葉で、藤のような花穂の草」という意味です。藤は下に向かって花穂を伸ばしますが、オオバフジボグサは上に向かって花穂を伸ばします。
草丈20~50cm。茎は地面をはうように伸びていきます。小葉はマメ科らしく3枚または1枚。長さ2~7cmですから、オオバ(大葉)の名前がふさわしいですね。オオバフジボグサの花穂は長さ3~8cm。花は多数ついて、長さ6mm。八重山諸島に分布します。
オオバフジボグサとあるので、もちろんフジボグサもあります。フジボグサはまだ見たことがないので、いつか見てみたいです。花穂がオオバフジボグサよりも早いようです。
これも自生地を教えていただいてやっと見ることができました。Kさんありがとうございました。