サキシマハマボウ 西表島の植物

アオイ科 サキシマハマボウ属 サキシマハマボウ

 サキシマハマボウは、今まで西表島などでも見たことがなかった、と思っていました。しかし石垣島で初めてサキシマハマボウをよく観察してみたら、西表島にも何本も生えていることが見えてきました。西表島の大島港には植えてあることも葉を見ただけでわかりました。オオハマボウに比べるとサキシマハマボウは少なく、1/1000くらいの比率しかありません。

 サキシマハマボウの特徴は、大きく開かない花もそうですが、葉も特徴的です。濃い緑色の葉表に、葉脈が白っぽく浮いたようによく目立ちます。葉の形は基本的にハート型ですが、先端がちょっと長く伸びています。葉脈の感じとかはハスノハギリとよく似ているのですが、葉の端に葉柄がついているので簡単に見分けられます。ハスノハギリは葉柄がハスの葉のようについています。

 サキシマハマボウは西表島に多いオオハマボウとは、花の咲く時間が違うようです。サキシマハマボウは花を咲かせるのが時間的に遅く、夕方になってもまだ花が黄色いままです。花は咲いた翌日には赤くなって閉じてしまいますが、花冠は簡単に落ちないで、翌日まで木についたままです。まだまだ観察が足りませんが、ずいぶん違うもののようです。

サキシマハマボウ
Thespesia populnea
花冠の長さ5~7cm
高さ3~15mの常緑高木。

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サキシマハマボウ
フヨウの仲間(オオハマボウなど)とはちょっと花の形も違います。
花の奥には濃い紅紫色の蜜マークがあります。

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サキシマハマボウの昨日咲いた花
ずいぶん濃い赤色になります。

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