キヤノンのレンズ RF24-105mm F4-7.1 IS STM その2

新宿御苑でレンズテスト 2 RF24-105mm F4-7.1 IS STM

 新しい機材をぶっつけ本番で撮影することはないようにしています。植物の少ない冬のほうが機材のテストには適しています。ところが、当たり前ですが冬は撮影したい植物が少ないのが、難しいところです。テストは植物で行いたいのです。新宿御苑は冬でも撮影できる被写体がたくさんあるので、冬のテスト撮影やカメラに慣れるという意味でも、とてもいい場所なのです。

 新宿御苑の温室で、ムニンタツナミソウの花が咲いていました。新宿御苑の温室では、小笠原の植物を保護増殖させているのです。長く伸びた花冠が緩やかにカーブするのが特徴です。

ムニンタツナミソウ
Scutellaria longituba
シソ科タツナミソウ属
小笠原諸島の固有種

この写真のムニンタツナミソウの
花冠の部分をしたの写真で
アップにしてみました

Canon EOS R
Canon RF24-105mm F4-7.1 IS STM
ムニンンタツナミソウの花冠のアップ
上の写真の一部を拡大してトリミングしています。
同じ画像ですが、上の写真はだいぶ縮小しているので、
細部が見えていません。
ところが同じ画像から切り出してみると、
細毛までよく見えます。
かなり解像力があるレンズであることがわかります。

コーヒーノキ
赤い豆が熟し始めています

Canon EOS R
Canon RF24-105mm F4-7.1 IS STM
上の写真の拡大
はっきりくっきりでよいです。
このトリミング画像でも十分使えます。
ISO3200というのもすごいです。
高感度に対する耐性はさすがフルサイズです。
オリンパスのカメラでは太刀打ちできません

 キヤノンのレンズ RF24-105mm F4-7.1 IS STMで、広い景色を撮ってみました。このように木の枝が平均的に広がっているような画像がレンズの実力が出るのです。

新宿御苑の夕暮れ。
左右の端の画像は
わずかにゆがんだり、解像が落ちたりしていますが、
大きな問題ではありません。

Canon EOS R
Canon RF24-105mm F4-7.1 IS STM