ユウシュンラン 青森の植物

ラン科 ギンラン属 ユウシュンラン

 ユウシュンランは、ギンランによく似た小型のランです。一見して大きな違いは、茎葉が小さいことです。ユウシュンランでも個体差がありますが、花茎の根元にある苞葉のほうが大きいくらいで、小さなものは鱗片状です。この違いが強調されると、ただギンランの葉っぱが小さいもののように感じてしまします。ユウシュンランも菌類から栄養をもらっているのですが、この割合が非常に高い半寄生植物で、どちらかというと寄生植物に近い植物なのでしょう。

 しかしながらよくユウシュンランを見ると、花の形も違います。唇弁に茶色の模様がありますが、これがギンランが5本なのに対しユウシュンランは3本。この部分をさらにアップで見ると、細網のように小さな突起の集合体が模様になっているのがわかります。距もユウシュンランのほうが細く長く伸びるように見えます。

 ユウシュンランは花の個体差が大きく、あまり開かないものから大きく開くものまでさまざまです。ユウシュンランで側萼片が開くものは、大きくがばっと開きます。

 ユウシュンランはそれほど珍しいランですが、北海道、本州、九州、四国に広く分布しています。

ユウシュンラン
Cephalanthera subaphylla
典型的なユウシュンラン。
葉が小さい鱗片状葉で、
あまり葉では光合成していないようです。
花も一見開いていないようですが、
よく見ると
ちゃんと唇弁の茶色い部分が見えています。

Canon EOS R
EF-EOS R
Canon EF100mm f/2.8L Macro IS USM

ユウシュンラン
側萼片が大きく開くタイプ。
葉は小さいけれども
ちゃんと葉としての機能は持っているようです。
それでも苞葉よりも小さいです。

Canon EOS R
EF-EOS R
Canon EF100mm f/2.8L Macro IS USM

ユウシュンラン
花のアップ
まだ片方の側萼片葉開いていません。

Canon EOS R
マウントアダプター EF-EOS R
Canon MP-E65mm F2.8 1-5×マクロフォト
Canon スピードライト 270EXⅡ

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