赤羽末吉展 銀座教文館

赤羽末吉生誕111年 スーホの草原にかける虹

 昨日、銀座の教文館9Fウェンライトホールでおこなわれていた、赤羽末吉展を見に行きました。赤羽末吉さんは絵本「スーホの白い馬」で知られている絵本画家です。実は、「スーホの白い馬」をはじめ、あまりに悲しい物語が好きではなかったのですが、なんとなくずっと気になっていたので、やはり知ることは大事だと思い、もうすぐ終わってしまうから行くことにしました。

 行ってよかったです。私は悲しい話にとらわれ過ぎていましたが、それだけではない優しさや、美しさが伝わってきました。

 本を作るにあたり、いかに大量の知識と観察眼、計算勉強が必要かということを再確認しました。赤羽末吉さんが、絵本を描くにあたってエネルギーと時間を費やしたがよくわかります。よい本を作るということが、大変な努力が必要かがよくわかります。今、私も植物図鑑を製作中ですが、まだまだ努力が足りない、もっと頑張らねばと思いました。

 原画そのものではありませんが、印刷物よりもはるかに美しい展示は、赤羽末吉さんの絵筆の美しさがよく出ています。感動しました。「あかりの花」がよかったです。

 もっと早く行って、紹介できればよかったのですが、この展示は今日で終わりです。