ヒイラギモクセイ 街なかの植物

ギンモクセイとヒイラギの雑種 ヒイラギモクセイ

 植え込みでヒイラギモクセイが咲いていました。ヒイラギモクセイはキンモクセイが終わった後に咲き始めます。ギンモクセイとヒイラギの雑種です。葉にはトゲが多くとても硬い植物です。ずいぶん前の事ですが、高校の生物部のころ、学園祭で生物部の発表を見に来てくれた方に、ヒイラギモクセイの葉脈標本を栞としてプレゼントしていました。高校生のころには、大人になって植物写真家なんて職業についているなんて思いもしませんでした。

 ヒイラギモクセイの花は、優しく甘い香りがします。ちょっと弱めなので、鼻を花に近づけないとわかりません。マスクを着けていると、香りをかぎにくいので残念ですが、今は仕方がありません。

ヒイラギモクセイ
マンションの植え込みで
咲いていました。
ヒイラギモクセイは
雄花しかないそうです。
当然、実がないので
増やすには
接ぎ木のような形になります。
ということは日本全国のすべての
緋色ぎモクセイは
すべて同じ1本の雑種の木から作られた
同じ遺伝子を持つクローン
ということになります。

Canon EOS R
Canon RF35mm F1.8 MACRO IS STM

ヒイラギモクセイの花
おもしろい形の花ですね

Canon EOS R
Canon RF35mm F1.8 MACRO IS STM