小豆島ツアー1日目

高松→小豆島

 ツアーの3日間の動きを大まかに説明すると、1日目に高松空港から高松市内で時間をとった後、フェリーで小豆島にわたります。2日目は小豆島に滞在し植物観察。3日目は小豆島を後にフェリーで姫路に移動し植物観察。基本的にバスで移動します。

 ツアー1日目は高松空港に昼前に集合です。朝はひどい雨ふりでした。下見は昨日までに済ませておいたので、のんびりうどんを食べて、また別の店で食べて、また別の店で食べて・・・おなか一杯になりました。さぬきうどんは店それぞれ個性があるし、うどんに対する愛があふれていてすばらしいです。

 ツアーと空港で合流したら、まずは高松の名園「栗林公園」に向かいます。美しい日本庭園で植物がどのように扱われているかがテーマです。次は西日本の森の観察のために屋島に向かいます。ノグルミの果実やヤマフジの豆鞘、シロダモの花などを観察しました。屋島は景色もすばらしいですが、この警官を作っている地形のおもしろさは、地質を理解するとよりおもしろくなっていきま、現在の植生の理解につながります。

 今日の最後の観察場所では、ツメレンゲを観察しました。ツメレンゲは小豆島の岩場でも観察しますが、高松の街なかの個体とはずいぶん大きさと形が違い、環境によるツメレンゲの変化がよくわかりました。

 午後にはフェリーに乗って、小豆島に向かいます。フェリーは1時間ちょっとです。船内でさぬきうどんを食べることもできますが、私はさすがにもう食べられませんでした。小豆島に着いたら、もう暗くなりはじめ、バスで暗い中をホテルに向かいました。

 今日の滞在は、温泉ビーチリゾートホテルです。晩御飯はバイキング方式でした。私はあまり好きではないのですが、ここのホテルのバイキングは瀬戸内の魚を使ったものが多く、その場で握ってくれるお寿司や、ちりまんじゃこ入り出し巻き卵など、凝った趣向がよかったです。部屋から海が見えて、よいホテルでした。

ノグルミ 
Platycarya strobilacea)
もう葉は落ちていました。
東海地方以西に分布します。
写真に写っている緑の葉はクズです。
高木で高いところに実を着けるので、
こうやってノグルミの果実を見下ろすことは
普段は難しく、
ここではよく観察できました。

Canon EOS R
マウントアダプター EF-EOS R
Canon EF-S55-250mm f/4-5.6 IS STM
屋島からのいかにも瀬戸内らしい
島また島の風景

Canon EOS R
マウントアダプター EF-EOS R
Canon EF-S55-250mm f/4-5.6 IS STM
ツメレンゲ
ベンケイソウ科ツメレンゲ属
Orostachys japonica)
ツメレンゲは変化が大きく
同じ植物とは思えないくらいです

Canon EOS R
マウントアダプター EF-EOS R
Canon EF-S55-250mm f/4-5.6 IS STM
瀬戸内海を渡って
小豆島を目指します。
船がどこかの島に向かって
動いていました。
写真の船は
また別の島に向かう船です。


Canon EOS R
マウントアダプター EF-EOS R
Canon EF-S55-250mm f/4-5.6 IS STM

2 件のコメント

  • 高橋さん、こんばんは。

    秋は庭仕事と畑仕事と山登りと花散策が忙しく、高橋さんからメールをいただいた後も、こちらのブログを拝見する時間がありませんでした。
    久々にこちらのブログをのぞかせていただいたら、すでに小豆島に来られていたのですね。
    まずはツメレンゲをご覧になられたのですね。
    小豆島は植生も面白いところですよね。

    当方は山仲間たちと、昨日、那賀川にナカガワノギクを見に行ってきて、ついでの山を一座登ってきました。
    朝一では紅葉も見たりで、充実した一日でした。

    来週は高知のムラサキセンブリを見に行こうかと考えています。
    高知にもツメレンゲが群生する場所があって、小豆島のも高知のもどちらも素晴らしいです。

    • keitann様

      コメントありがとうございました。

      ナカガワノギクは大好きな花です。
      清らかな那珂川の流れと、ゆっくりした時間、すばらしいです。
      また行きたいですね。

      小豆島ではツメレンゲをたくさん見ることができました。
      以前、高知の海岸ですごいツメレンゲの群落を見たことがあります。
      秋に咲く花はとてもすばらしい花ですね。

      ミセバヤは寒霞渓では全く見つけることができませんでした。
      盗掘されたのかもしれません。

      またよろしくお願いします。
      高橋修

  • 高橋 修 へ返信する コメントをキャンセル

    メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です