ミヤマナミキ 芦ノ湖の植物

シソ科 タツナミソウ属 ミヤマナミキ

 ミヤマナミキはちょっと変わった花です。「シソ科である」まではわかるのですが、タツナミソウ属とはわかりにくいです。でも花を横から見てみると・・・ちゃんとタツナミソウ属らしい形です。

 花穂が茎から伸び、大きめの苞があります。ほうがほとんど全縁で、上に行くほど小さいのがミヤマナミキの特徴です。茎はシソ科らしく四角です。

 花はわずかにS字にカーブがありますが、タツナミソウのように顕著ではなく、ほぼまっすぐ60度上を向く、といった感じです。

ミヤマナミキ
Scutellaria shikokiana)
草丈は10~20cm程度

Canon EOS R
Canon RF35mm F1.8 MACRO IS STM

ミヤマナミキの花序
よく見ると腺毛がたくさん生えています。
この花序の形もミヤマナミキの特徴です。

Canon EOS R
Canon RF100mm F2.8 L MACRO IS USM
LightPix Labs FlashQ Q20II