ナンバンギセル 里山の植物

ハマウツボ科 ナンバンギセル属 ナンバンギセル

 目黒の自然教育園では、ナンバンギセルが咲いていました。この夏に富士周辺の山で見たオオナンバンギセルよりも小さいし、方に複雑な迷彩色のような模様があるので、見分けは難しくありません。ナンバンぎセルのほうあ先端が写真のように尖りますが、オオナンバンギセルはとがっていません。

 ナンバンギセル寄生植物です。ここではススキに寄生しています。ナンバンギセルの数が多いので、ススキはわずかに弱っているようですが、それほど大きな差はありません。

 ナンバンギセルは寄生植物なので、葉も葉緑素もありません。変わった花ですね。でもきれいです。

ナンバンギセル
Aeginetia indica
ススキの根元に生えています。
花は下を向いて咲きます。
ナンバンはヨーロッパの事で、
キセルは煙草を吸うためのパイプのことです。
そんな形に見えなくもありませんが・・・。

Canon EOS R
Canon RF35mm F1.8 MACRO IS STM

 

ナンバンギセル
方の先端がつん!と尖っています。
この模様も変わっています。

Canon EOS R
Canon RF35mm F1.8 MACRO IS STM

ナンバンギセルの花
正面から。
巨大な柱頭が見えています。
ナンバンギセルには
葉がなく花しかありませんが・・・。

Canon EOS R
Canon RF35mm F1.8 MACRO IS STM