ヘツカラン 南九州の植物

ラン科 シュンラン属 ヘツカラン

 ヘツカランの辺塚とは、大隅半島の地名の事で、ここで発見されたランということだと推定されます。日本の野生ランの中でも特に美しいランなので、野生のものは非常に少ないようです。

 ヘツカランはまだ咲いていないだろうと思っていましたが、ちょっと自生地に行ってみました。ほとんどの株に蕾すらついていませんでしたが、一輪だけ花が咲いていました。なかなか美しい花です。

 

ヘツカラン
(Cymbidium dayanum)
樹上に着生するランです。
白地に赤い筋が入って、
日本の野生ランと思えないくらいです。
花期は10~11月。


Canon EOS R
Canon RF100mm F2.8 L MACRO IS USM