リンドウ科 リンドウ属 ババリカ スプアカウリス・リンドウ
スイスアルプスを歩いていて、なんとなく目を引くのが真っ青なリンドウの仲間です。その青さは深みがあるスカイブルーと負った色で、写真に撮ってもなかなか実際通りに写りません。
スイスアルプスのリンドウは、たいてい葉が小さく、花が葉に比べて大きなものが多いです。日本の高山よりも高山性リンドウの種類が多くて、なかなか見分けがつきませんが、葉の形と萼筒が見分けるポイントになります。
ババリカ スプアカウリス・リンドウはババリカ・リンドウの亜種になります。地面近くの葉は丸く、萼筒近くの葉の先端は尖ります。茎はほとんどなく、葉は多肉植物のように根元付近に集中します。ババリカリンドウは葉は丸く茎が長く伸びるのが特徴です。
ババリカ スプアカウリス・リンドウは高山性の リンドウで、標高3,000mを超すような高所に生えています。岩場の岩の割れ目などでも生えることができます。