オウレン 新潟の植物

キンポウゲ科 オウレン属 オウレン 

 新潟の春の花。とても個体数が多い植物がこのオウレンです。オウレンにはセリバオウレンやミツバオウレンなどたくさんのオウレンがありますが、名の前に何も付けないのただのオウレンです。別名はキクバオウレン。1回3出葉の大きな葉が特徴です。

 オウレンは雄花と両性花があります。ほかにも色々なパターンがあるのですが、多くはこのふたパターンです。

 この葉は、硬くて大きいです。オウレンは丸一年この葉を使います。早春の今、新しい葉を出すのです。だから、この若い葉を踏んだりするとオウレンにとって大きなダメージになります。このため春の新潟を歩くときにはよく気を付けて、花がなくてもオウレンなどの植物を機にしてあげる必要があります。

オウレン
Coptis japonica
写真にあるのは古い葉ばかり。
新しい葉はまだ小さく見られません。
写真のオウレン個体は
ほとんど雄花です。

Canon R10
RF-S18-45mm F4.5-6.3 IS STM