ヒメアオキ 新潟の植物

アオキ科 アオキ属 アオキ

 ヒメアオキも新潟の里山に多い植物です。冬の間は雪の下で地面にぺったりくっついて生き残っています。雪の下は気温がどんなに低くても、0~1度くらいで安定しているので、常緑で生きていけるのです。背が低いのも雪の下で生き残るためです。葉が小さいのも、雪でつぶれにくいようになっています。

 ヒメアオキの名前の通り、アオキに比べ全体に小さいのです。大きさが変わらないのは果実です。果実はヒヨドリにぎりぎり食べられる大きさなのです。

ヒメアオキ
Aucuba japonica Thunb. var. borealis
雌雄異株です。
写真は雄株です。
雄株は黄色い葯が
よっつあり目立ちます。

Canon EOS R10
RF-S18-45mm F4.5-6.3 IS STM