今回は3日間という短期間で中国地方から、しまなみ海道を通って四国へ渡り、春の花を楽しむという、欲張りな日程です。天気が安定していたこともあり、2日目までは、大きく日程は変えましたが、たくさんの西日本と四国でしか見られない植物を観察し、とうとう最終日となりました。
天気予報は雨。でもとにかく山に行って、花を見ようとホテルをバスで出発しました。まったく、いつも天気にはハラハラさせてられます。
まずは自然の花園に行きました。ヤマブキソウなどたくさんの花を見て一度引き返し、別の場所をアワノミツバツツジやヤマシャクヤクなどを見ながら歩きました。雨はまだパラパラ。天気予報よりずっとよく、降ったり止んだりのなんとか花を楽しめる天気でした。
午後になっても、天気予報ほどには雨がたいしたことはなかったです。林道を歩きアワコバイモやサイゴクサバノオ、シロバナネコノメ、コガネネコノメソウなどをのんびり観察。出発予定時間になったので、バスに戻りました。雨が降ったら砥部焼の窯元に行こうと思っていたのですが、この計画が無駄になってよかったです。バスは松山市街を通って松山空港へ。
今は松山空港てす。今回は花の進み具合が非常に早く、なかなか大変でしたが、なんとか終了することができました。みなさん、ありがとうございました。

霧の中に
浮かんでいました。
アワノミツバツツジは
子房にウロコ状の毛と
白い長毛が両方あります。
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地上茎が、
立ち上がらないで
地面を蔓のように這います。
山陰型コタチツボスミレ
葉の付け根が
深く切れ込まないのが特徴です。
距は白い個体が多いですが、
淡青紫色の個体もありました。
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雨の中、なんとか
咲き残っていてくれました。
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四国なんだから
このぐらいの大群落は
見たいものです。
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根本の葉が茶褐色のタイプ
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