アワコバイモ 四国の植物

ユリ科 バイモ属 アワコバイモ

 今回の四国の旅の目的のひとつがこのアワコバイモ。日本に自生するコバイモの中のひとつです。コバイモの仲間の見分けるポイントは花被片の形と、葯の色。このため花の内側の写真も必要です。

 四国はコバイモが多い場所です。アワコバイモ、トサノコバイモ、トクシマコバイモなど。今回はアワノコバイモだけですが、いつかまとめて3種を見てみたいものです。

 アワコバイモはちょっとコシノコバイモに似た花被片の形です。ちょっと角ばって広がっているのが特徴です。雄しべの葯は紫褐色。草丈は7~15cm程度の小さい花です。花被片の外側はまだらの模様があります。

 アワノコバイモと書いてしまいがちですが、アワコバイモが正しいです。

アワコバイモ
Fritillaria japonica)
斜面に咲いていたので、
割と簡単に花を
下から撮ることができました。
葉だけの個体や、
花が終わって果実になった個体は
数百株は見ました。

Canon EOS R
Canon RF100mm F2.8 L MACRO IS USM

アワコバイモ
花のアップ
花被片の窪みには蜜腺が見えます。

Canon EOS R
Canon RF100mm F2.8 L MACRO IS USM
LightPix Labs FlashQ Q20II