ラージパンジーオーキッド 西オーストラリアの植物

ラン科 ディウリス属(ドンキーオーキッド) ラージパンジーオーキッド

 西オーストラリアには、ドンキーオーキッドがたくさんあります。近年になって、ドンキーオーキッドの研究が進み、細かく分類されるようになりました。まだ、なかなか見分けるのは難しいのですが、少しずつ特徴もわかってきました。ラージパンジーオーキッド(別名パンジーオーキッド)もそのひとつです。

 一般的なコモンドンキーオーキッド(Common donkey orchid)の花色は黄色と茶色(まれに紫色)で花の長さが25~35mmなのに対し。ラージパンジーオーキッド(Large pansy orchid)の花色は黄色と紫色、花の長さは30~50mmと大きいのが特徴です。生息域はパースからパース南部の海岸近くのみ。

 この写真は、パースのキングスパークで撮影しました。ちゃんと名前が書かれていたので、一応撮影しておきましたが、よく見ると花色は茶色の部分がなく、花色は黄色と紫色で花は大きかったです。もっとちゃんと撮影しておけばよかったです。

 ラージパンジーオーキッドの自生地は狭く、パースから南側のバンブリーあたりまでの海岸近くだけです。

ラージパンジーオーキッド
英名:Large pansy orchid
Diuris magnifica)
こうしてみると、
以前ドンキーオーキッドとしていたランも
けっこう違う名前になるのかもしれません。
西オーストラリアのランは難しいです。


Canon EOS R
Canon RF100mm F2.8 L MACRO IS USM