シマアケボノソウ 石垣島の植物

リンドウ科 センブリ属 シマアケボノソウ

 シマアケボノソウも見たかった植物のひとつ。冬にしか咲かない植物なのです。自生地は西表島と石垣島。以前西表島で見ていますが、最近は見ていません。昨年、石垣島で花の咲きそうなシマアケボノソウの株を見つけたので、冬になったら開花するだろうと思ってシマアケボノソウの自生地に来てみました。しかし、残念ながらたくさんのシマアケボノソウの株だけは見ましたが、1ヶ所目では花が咲いていませんでした。2回目の正直でふたつめの自生地でやっと開花株を見ることができました。よかったです。

 シマアケボノソウはセンブリ属ですが、センブリやアケボノソウよりもはるかに大型の花を咲かせます。葉も大きく、変わった雰囲気の花です。ヘツカリンドウの近縁種ですが、まったく違う植物に見えます。

シマアケボノソウ
Swertia makinoana)
咲きたてのシマアケボノソウの花のアップ
役が開いて花粉がのぞく。
花の内側の模様が
曙の暗い空と、星たちに例えて
名付けられました。


Canon EOS R
Canon RF100mm F2.8 L MACRO IS USM
LightPix Labs FlashQ Q20II